| 【肩凝り】 開心堂の患者さんには、辛い肩凝りに悩んでいる方が多いですね。肩凝りには、さまざまな原因があります。今最も多いのが、パソコンやゲームなど目の酷使からくる肩凝りではないでしょうか。目の疲れから首が凝り、肩凝りになります。 意外に思われるかも知れませんが、食べ過ぎによる消化器の疲れが原因で肩凝りになる方も多いのです。現代は飽食の時代と言われています。知らず知らずのうちに食べ過ぎて、肝臓、腎臓など内臓が疲労して肩凝りになっている場合も多いのです。 右の肩凝りは肝臓と関係しているので、栄養の摂り過ぎが原因のことが多く、左の肩凝りは胃や心臓、循環器が原因といわれています。 食べ過ぎによる肩凝りの場合は、腕の付根の後ろ側の水掻きが張っています。「上肢活点」(親指と人差し指の間の水掻き)も硬くなっています。とくに連日暴飲暴食が続いた時には、朝起きて両手を握ると力が入らなかったり、ひどい場合はむくむ場合もあります。経験された方も多いのではないでしょうか。 もちろん、腕の疲れからくる筋肉疲労の肩凝りもあります。しかし、引越しや大工仕事などの激しい肉体労働をした後でもない限り滅多にありません。この場合は肩や肩口が凝ります。 《家庭でできる健康法》 ● 肩上げストン運動 1. 右か左の肩をゆっくり上げてみて(左右交互に) どちらが上げにくいか、確認します。 2. 上げやすいほうの肩をゆっくりと上げて、気持ちのいい所で止めます。 (5〜6秒)そして一気に脱力して下ろします。 3. 1を3〜4回繰り返し、上げにくい方が上げやすくなったらそれでOKです。 肩や背中の筋肉がほぐれていきます。 4. 上げにくさが変わらなければ、もう2〜3回上げやすい方の肩も上げ下げします。 これだけでも肩の凝りはだいぶ楽になるはずです。 ● 温湿布療法 熱いお湯にタオルを浸し、絞ったものを、首やまぶたの上に当てます。 これは特に目の疲れからくる肩凝りに良い方法です。 (詳しくは温湿布療法のページをご参照ください) ● 自覚のないひどい肩こりには… 本人は肩の凝りをまったく感じていないのに、肩がハンガーのように張っている人もいます。 このように、自覚していないのにひどい肩凝りには注意が必要です。このような場合、いきなり肩の凝りを取ってしまうと、脳に血が一気に上がり、脳溢血になってしまうことがあるのです。つまり、肩の筋肉が凝ることで、脳へ血液が一気に行かないための防波堤の役目を果たしていることもあるのです。人の身体は、そうして自己防御する力があるんですよ。ですから、 一気に治そうとせず、ゆっくりと徐々に改善していかなければなりません。 1. まず側腹をつまんで緩めます。 (身体全体のねじれをとる急所、高血圧の急所) 2. わきの下を反対側の親指で頭の方向に突き上げるようにします。 3.ジーンと響く場所があるので、そこをしばらく押えた後で 手前に持っていくと、ゴリゴリした固まりを弾くことができ、 腕までビリビリと響いてきます。 (この方法は指や腕の痛み、異常にも良い方法です。) ● 四十肩には…こんにゃく温法 四十肩とは、中高年以降に発生する肩の痛みです。 加齢による筋肉の衰えからくるもので、 年齢が違うだけで五十肩でも症状は同じです。 どうも肩凝りがひどいと思ったら、四十肩かも知れません。四十肩には、水から20〜30分間ゆでたこんにゃくを肌にのせてやけどしない程度に冷まし、肩胛骨の内側にのせて20〜30分程度温めます。 (詳しくはこんにゃく温法のページを参照) 肩胛骨の内側を誰かに押えてもらうのも良い方法です。こんにゃく温法は、四十肩以外の肩凝りにも効果があります。 ● 激しい痛みには…びわの葉・こんにゃく温法 火で軽くあぶったびわの葉を痛いところに置き、 その上に水から20〜30分間ゆでたこんにゃくを乗せて30分間ほど温めます。 (詳しくはびわの葉・こんにゃく温法のページを参照) ご注意:市販のスーッとする湿布薬を貼る人がいますが、私はあまり良い方法とは思いません。その時は確かに筋肉を緩めるという薬効があり、気持ちも良くはなりますが、メンソール系の冷湿布は結果として筋肉を硬くしてしまいます。 |



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